2013年度大会報告
日本湿地学会2013年度大会 in 加賀
エクスカーションで片野鴨池を見学。
ワークショップでは大畑 孝二さん(豊田市自然観察の森 所長)による基調講演のあと、笹川 孝一 理事をファシリテータに、地元のみなさまを交えたパネルディスカッションを行いました。
エクスカーションの締めは、鴨池観察館友の会のご案内で柴山潟及び周辺水田へ。
山中節などのアトラクションで盛り上がった交流会。
大会の口頭発表。
総会では島谷 幸宏 会長代行が会長に就任するなど学会の運営体制が新たにされました。学会の健全な運営のために会費の納入をお願いいたします。
湿地学会が共催した「第2回ワイズユース・中部ネットワーク会議 in 加賀 ~地域経済の持続的発展や活性化等の視点から見た湿地の賢明な利用~」。呉地 正行 さん(NPO 法人蕪栗ぬまっこくらぶ理事長)による基調講演のあと、名執 芳博 副会長をコーディネータに、中部地方にあるラムサール条約登録湿地(片野鴨池、中池見、三方五湖、藤前干潟、東海丘陵湧水湿地群)で活動するみなさまとのパネルディスカッションがありました。
来年度大会は辻井前会長の追悼大会として札幌で開催します。日程は2014年9月6日(土)前後を予定しています。どうぞよろしくお願いいたします!
★日本湿地学会 第5回大会プログラム★
9月7日土曜日
午前の部 9:00 – 12:15
1 「酪農地帯の氾濫原湿原における表層水移動と水質形成」 発表要旨01(pdf)
○矢崎友嗣(北海道大学、現(一社)湿原研究所)・矢部和夫(札幌市立大学)・浦野慎一(北海道大学)
2 「地元住民が参加した植物調査と植物標本作成」 発表要旨02(pdf)
○白井隆・白井温紀・矢崎友嗣 ((一社)湿原研究所)
3 「岐阜県における湧水湿地の保全」 発表要旨03(pdf)
河合和幸((株)テイコク)
4 「湧水湿地の保全・活用と地域社会」 発表要旨04(pdf)
富田啓介(名古屋大学)
5 「富士山麓の水草の生育地:特に人為的影響について」 発表要旨05(pdf)
下田路子(常葉大学社会環境学部)
6 「宍道湖と松江堀川の水草の現況」
國井秀伸(島根大学汽水域研究センター)
発表中止
7 「湿地生態系の文化サービスの指標に関する考察」 発表要旨07(pdf)
太田貴大(立命館大学 政策科学部)
8 「生物多様性戦略計画:2011-2020と湿地」 発表要旨08(pdf)
吉中厚裕(国連生物多様性条約事務局)
9 「REEP:川がつなぐ人と地域 生態系サービスの賢明な利用にむけた普及啓発活動」 発表要旨09(pdf)
○市川智子(環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性地球戦略企画室、元JICA長期専門家)、木下愛(農業、元青年海外協力隊員 (JOCV))
10 「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」 発表要旨10(pdf)
呉地正行(日本雁を保護する会/ラムサール・ネットワーク日本)
11 「湿地研究の主体について ~ラムサール条約第4条との関係で~」
笹川孝一(法政大学)
12 「メコン-チャオプラヤ河流域における生物多様性の保全とワイズユース ― 第一期事業の成果の発信と活用―」 発表要旨12(pdf)
○名執芳博1、○市河三英2、多紀保彦1、打木研三1、渋川浩一1、菰田誠1、鹿野雄一3
1(公財)長尾自然環境財団、2(一財)自然環境研究センター、3九州大学大学院工学研究院
13 「『干潟ベントスフィールド図鑑』の発行とその概要」 発表要旨13(word)
○佐々木美貴・中川雅博(日本国際湿地保全連合)
総会 12:15 – 13:00
午後の部 13:00 – 14:00
14 「サロベツ泥炭地の流路流出と炭素収支」 発表要旨14(pdf)
○井上京(北海道大学大学院農学研究院)、武地遼平(北海道大学大学院農学院、現・応用地質株式会社)、高田雅之(法政大学人間環境学部)
15 「ラムサール条約登録20周年を迎えた谷津干潟の挑戦」 発表要旨15(pdf)
○芝原達也・島田義夫・小林晴康・宮西盛一郎・小山文子・星野七奈・永井祐紀・井坂紗弓・椎名明日香(谷津干潟自然観察センター)
16 「北潟湖沿岸に生息する陸ガニ幼生の魚類による利用」 発表要旨16(pdf)
○中山貴将、山岸明日翔、柳井清治(石川県立大学)、寺島佑樹(金沢大学)
17 「片野鴨池の湿生群落に与えるヒシクイの捕食圧について」 発表要旨17(pdf)
○大河原恭祐1・田尻浩伸1,2(1.金沢大学・自然システム・生物,2.日本野鳥の会)
特別セッション 14:30 – 17:00
『日本湿地学会2013年度大会』について
日本湿地学会2013年度大会を下記の日程で開催します。皆様のご参加を心よりお待ちしています。学会員による発表だけでなく、エクスカーションやシンポジウムも企画されていますので、皆様のご参加を心よりお待ちしています。
(1) 大会までのスケジュール
8月15日 大会発表申込締め切り
8月31日 発表要旨提出締め切り、大会参加事前申込締め切り
(2) 大会会場
石川県加賀市 “ホテルアローレ”
〒922-0402 石川県加賀市柴山町と5-1
TEL:0761-75-8000 FAX:0761-75-8008
アクセス情報: http://www.arrowle.co.jp/about/access.html
JR加賀温泉駅もしくは小松空港からクルマもしくは無料送迎バス(要予約)で約15分
(3) 大会プログラム予定
9月6日(金)
※9:00~12:00 理事会
●エクスカーションとワークショップ
13:00 ホテル(会場)出発
13:15~13:45 片野鴨池視察(加賀市鴨池観察館)
13:45~15:30 ワークショップ
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場所:大聖寺下福田町民会館
プログラム:
13:45~13:55 挨拶
13:55~14:25 基調講演『ラムサール釧路会議から20年~ウトナイ湖、片野鴨池、東海丘陵湧水
湿地群をめぐる』大畑 孝二(豊田市自然観察の森 所長/(公財)日本野鳥の会)
14:25~14:35 休憩
14:35~15:30 パネルディスカッション『片野鴨池のラムサール条約登録20年をふりかえって(仮)』
パネリスト:山本 芳夫(鴨池観察館友の会 会長)
杉本 喬(鴨池保全会 片野町会長)
西出 都芳(下福田生産組合長)
池田 豊孝(大聖寺捕鴨猟区協同組合 理事長)
大畑 孝二(豊田市自然観察の森 所長)
ファシリテーター:笹川湿地学会理事(法政大学)
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16:00~17:00 柴山潟及び周辺水田視察
18:30~20:30 懇親会
9月7日(土)
●学会発表と特別セッション
09:00~12:00 学会 口頭発表
12:00~13:00 学会 総会
13:00~14:00 学会 口頭発表
14:30~17:00 特別セッション(一般公開)
「片野鴨池ラムサール条約湿地登録20周年記念 ラムサール条約湿地の保全と活用(仮)」
参加申込:
大会参加希望者は下記の事項をコピーしてEmail本文に記入し,下記アドレス宛てにお送りください.事務局から受領確認メールを返信いたしますので、それをもって受付確認といたします。
Eメール送付先アドレス:
Eメールのタイトル: 「2013湿地学会大会参加申込(申込者氏名)」
本文項目:
1. 氏名(ふりがな):
2. 所属:
3. 会員ステータス(該当しない方を消してください): <学会員>・<非会員>
4. 学会大会(該当しない方を消してください): <参 加>・<不参加>
5. 9/6現地視察・ワークショップ(該当しない方を消してください):<参 加>・<不参加>
6. 特別セッション(該当しない方を消してください): <参 加>・<不参加>
7. 懇親会(該当しない方を消してください): <参 加>・<不参加>
8. 大会発表の有無(不要な項目を消してください): <口 頭>・<無 し>
発表申込:
申込時に次の項目についてもご記入ください(実際の発表者となられる方のみがご記入ください。連名発表者の方は記入不要です)。
・一般講演は学会員に限りますが,共同講演者に非会員を含むことは可能です.
9. 演題
10 .発表者氏名(所属)(連名の場合は,発表者の左に○印をつける)
宿泊申込:
学会事務局を通じて宿泊申込をされる方は
11. チェックイン日、チェックアウト日、宿泊日数を明記の上、お申し込み下さい。
※学会事務局で扱うことが出来るのは大会会場となる「ホテルアローレ」のみとなります。
石川県加賀市 ”ホテルアローレ”
〒922-0402 石川県加賀市柴山町と5-1
TEL:0761-75-8000 FAX:0761-75-8008
アクセス情報: http://www.arrowle.co.jp/about/access.html
JR加賀温泉駅もしくは小松空港からクルマもしくは無料送迎バス(要予約)で約15分
宿泊費(一泊朝食付き)(休日前日は+2000円)
・ツイン 5,400円
・シングル 7,300円
要旨:
後述の要領により作成して、大会事務局まで期限内に添付ファイルとして送って下さい。
締め切り:
次のとおりとします。
8月15日 | 大会発表申込締め切り |
8月31日 | 発表要旨提出締め切り |
8月31日 | 大会参加事前申込締め切り |
9月5日18時 | キャンセル締め切り |
期限なし | 特別セッション参加申し込み |
要旨作成方法:
発表要旨は電子ファイルで送付してください。
1.各発表要旨のフォントやレイアウトを事務局で統一のうえ印刷しますので,表題・氏名・所属・要旨本文を含めて1,000字を目処にし,WORDあるいはテキストファイルで作成してください.特殊なフォントや機種依存文字を避け,複雑な数式や図表を使われる場合は画像ファイルとして添付してください.
2.発表者が連名の場合は実質的に研究に関わった範囲にとどめ、講演者名の左肩に*をつけてください.
口頭発表方法:
1.一般講演の発表時間は質疑応答を含めて15分です.
2.会場ではパソコン(Windows7,パワーポイント2010)と液晶プロジェクタを用意します。
3.パソコンと液晶プロジェクタを付け替えるとしばしば機器トラブルを経験しますので,持ち込みノートパソコンとの接続はお断りします。USBメモリーあるいはCD-Rに納められたファイルを会場のパソコンで使っていただきます。マッキントッシュをお使いの方は,ファイルがウインドウズで問題なく動作することを事前に確認しておいてください。
4.パワーポイント使用の場合,ファイルの立ちあげ時間も発表時間に含めます。