湿地に関わるみなさまへ、

日本湿地学会は2008年9月、湿地の賢明なる利用を促進するために、自然科学、人文社会科学など多様な観点から基礎的、応用的な調査研究を行う団体として、辻井前会長、小林前事務局長らのご尽力により発足した若い学会です。

2013年1月15日、辻井前会長が任期中に病により急逝され、学会は会長不在のまま、約8カ月が経過いたしましたが、この度、総会において現理事会の残任期間の新しい体制が構築され、辻井先生の後任として私が会長を、引き受けさせていただくことになりました。偉大な辻井先生のようにはまいりませんが、理事の皆様のご協力を得て、理事会全員体制で、日本湿地学会の発展、および日本あるいは世界の湿地の保全、再生、賢明なる利用の進展に向けて尽力していきたいと考えております。

今後ともなにとぞ、よろしくお願いいたします。

島谷幸宏

辻井先生を囲んで(2012年度大会にて)