第13回(2021)大会@尾瀬

大会発表プログラムはこちら
日本湿地学会第13回オンライン大会実施要領(第1版)はこちら(PDF)
日本湿地学会第13回オンライン大会要旨集はこちら(PDF)

※要旨集修正ページがあります。該当ページはこちら(PDF)をご確認ください

日本湿地学会第13回(2021年度)大会開催案内

7月14日会場変更、プログラム・参加・申込方法追記
7月14日18:50 発表要旨ひな形差し替え、エクスカーション修正
7月26日エクスカーション申込連絡先修正
8月18日全面WEB会議システム(Zoom)開催への切り替え・エクスカーション中止
8月19日ポスター発表追加募集
8月31日申込締切延長

新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑みて延期としておりました2020年度大会(尾瀬大会)を,2021年度大会として本学会および福島県檜枝岐村,群馬県片品村の主催で開催いたします.本大会では,研究発表をはじめラムサール条約50周年の振り返りや尾瀬の歴史に触れる特別セッションを開催します.多くの方々のご参加をお待ちしております.
福島県のまん延防止等重点措置適用を受けて,全面WEB会議システム(Zoom)開催へ切り替えて、エクスカーションを中止をします(8/18追記)

(1)日程
2021年9月11日(土) 研究発表会(口頭・ポスター)・特別セッション・総会
2021年9月12日(日) エクスカーション ※中止
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から懇親会は開催しません.

(2)会場
対面会場:檜枝岐村公民館(東雲館)多目的ホール(福島県南会津郡檜枝岐村字下ノ原880番地)※会場が庁舎から公民館に変更になりました.
交通案内:会場までの交通アクセスについては,尾瀬檜枝岐温泉観光協会ホームページhttp://www.oze-info.jpをご確認ください.
オンライン会場: WEB会議システム(Zoom)による発表会・総会

(3)プログラム
9月11日(土)
8:30 会場・受付開始
9:00 開会挨拶 矢部和夫(学会長兼大会実行委員長,札幌市立大学)
9:10 桧枝岐村長挨拶・檜枝岐歌舞伎・桧枝岐の紹介映像放映
9:50 休憩
10:00 特別セッションI「ラムサール条約50周年と日本における取組の発展(仮題)」
10:50 休憩
11:00 ポスター発表(オンライン)
12:00 総会(対面・オンライン)
13:00 特別セッションII「尾瀬の保全とワイズユース~村の人々の暮らしとのかかわりで~(仮題)」
15:00 口頭研究発表(対面・オンライン)
18:00 閉会

9月12日(日)
エクスカーション
 ※中止

(4)参加・発表申込について
<参加費>
大会参加費 無料
参加・発表は学会員(一般,学生,団体含む)に限ります
非会員で参加・発表希望の方は事前に入会手続きを済ませてください.

<参加・発表申込>
大会に参加・発表希望者は,事前に大会参加登録をしていただきます.
下記の申込フォームに必要事項を入力・送信してください.
大会実行委員会から受領確認メールを返信しますので,それをもって受付確認とします.

申込フォーム:https://forms.gle/SpLhLtNA6dWGY2jv7

フォームでエラーが起きる方は,以下リンクのエクセルファイルをダウンロードして,メールで送信してください.
申込フォームダウンロード

新型コロナウイルス拡大防止に鑑み,対面会場の参加はコロナワクチンを2回接種した方(予定も含む)に限ります.当日接種券を確認させていただくこともありますので,ご持参ください.
オンライン会場のZoom会議IDは,発表会当日までにお申し込みいただいたメール宛てにお知らせいたします.

研究発表は,学会員(一般,学生,団体含む)に限ります(共同の講演者に非会員を含むことは可とする).口頭研究発表件数に限りがありますので,ポスター発表への変更を依頼する場合があります.

発表および参加申込締め切り:2021年8月15日(日)※口頭・ポスター発表希望者のみ
※ポスター発表申込締め切りは2021年8月27日(金)まで延長します.
対面会場参加申し込み締め切り:2021年8月23日(月)
オンライン会場参加申込締め切り:2021年8月31日(火)2021年9月5日(日)

<発表要旨>
下記の要領により作成し,以下の提出フォームで期限内に提出してください.要旨は,「wet-abst2021(wordファイル),wet-abst2021(pdfファイル)」を参考として,原則A4版1ページ(上下左右のマージンは30mmとして,38文字38行)に収まるように作成してください.題目(和文もしくは英文),発表者名と括弧書きで所属(和文もしくは英文),メールアドレスをそれぞれ改行して中央揃いで書き,1行空けて本文を記載してください.要旨は,マイクロソフトWordなど文章作成ソフトで作成したdoc(またはdocx)形式とpdf形式の2つのファイルを以下のフォームで提出して下さい.それぞれのファイル容量は原則1MB以内として下さい.フォーム提出でエラーが発生した場合は,以下の問い合わせ先まで連絡をください.

WORDひな形ダウンロード
PDFひな形ダウンロード

発表要旨送付締め切り:2021年8月31日(火)
発表要旨提出フォーム:https://forms.gle/hvzhL54xhNWR8r387

<口頭発表方法>
発表時間(12分),質疑応答(3分)交代時間を含めて15分とします.
1)対面会場
対面会場,オンライン会場に関わらず全ての口頭発表は,WEB会議システム(Zoom)上で行っていただきます.
対面会場では,会場備え付けのパソコン(Windows10,マイクロソフトPowerPoint)にて発表をお願いします.対面会場での発表資料データの移行は,原則として当日の8:30~9:00までに行ってください.PowerPointのほか,PDFでも発表可能です.Zoomの操作は実行委員会で行いますが,Zoom上での画面共有は発表者で行っていただきますので事前にZoomの操作方法を確認してください.

2)オンライン会場
口頭発表は,WEB会議システム(Zoom)上で行っていただきます.
オンライン会場での参加者は,各自で発表ファイルを提示した画面を共有して発表していただきます.
通信や操作トラブルが生じた場合には,発表をキャンセルさせていただくか,全プログラム終了後に実施いただくことを検討しております.Zoomの操作方法,共有方法,通信環境は事前に発表者で確認を済ませてください.スムーズな進行のため,ご自身の発表のあるセッションの開始10分前には,Zoom会議にログインしてください.

<ポスター発表>
全てのポスター発表は,WEB会議システム(Zoom)上のブレイクアウトルームで行っていただきます.実行委員会で発表者用のZoomブレイクアウトルームを設定しますので,そのルームに参加していただき,発表者のほうでご自身のポスターの画面を共有して発表していただきます.質疑応答も各ブレイクアウトルーム内で行ってください.これらの操作方法の確認を事前に済ませてください.発表者のブレイクアウトルーム番号はプログラムに記載しますのでそちらをご確認ください.
ポスターのサイズやファイル形式は問いませんが,A4サイズ(縦)のpdf形式のファイルを推奨します.

<エクスカーション>
尾瀬檜枝岐温泉観光協会の協力を得て,2つのコースを設定しています.
尾瀬檜枝岐温泉観光協会に,各自で直接申し込んでいただけますようお願いいたします.各コースとも8人程度を定員としています.
定員になり次第締め切りますので,早めの申し込みをお願いいたします.
コース1:御池・沼山峠・大江湿原・尾瀬沼日帰りコース
往路 ガイド付き 復路 各自で同じ道を戻る
費用:バス代2000円程度


コース2:御池・沼山峠・大江湿原・尾瀬沼・尾瀬ヶ原見晴十字路(山小屋泊)三条の滝・上田代・御池
全行程ガイド付き
費用:バス代2000円程度に加えて 山小屋宿泊費用(1泊3食)11000円程度

申し込み先:尾瀬檜枝岐温泉観光協会(電話0241-75-2432)

(5)宿泊
大会実行委員会事務局では,宿泊の斡旋は行っておらず,桧枝岐村での宿泊枠を確保していません.
尾瀬檜枝岐温泉観光協会に,各自で直接申し込んでいただけますようお願いいたします.対面会場参加を希望される方は,早めの申し込みをお願いいたします.宿泊費は,1泊2食付きで,旅館の場合15,000円程度,民宿の場合は10,000円程度です.なお,9月11日(土)の対面会場での終日参加の場合,10日(金),11日(土)の2泊必要になります.

申し込み先:尾瀬檜枝岐温泉観光協会(電話0241-75-2432)

(6)その他
対面会場には,食堂等はありませんので昼食は各自でご準備願います.

(7)問い合わせ先
日本湿地学会事務局
笹川孝一(理事兼事務局長,法政大学)・佐々木美貴(事務局次長,日本国際湿地保全連合)
E-mail: info(a)j-wetland.jp (a)を半角@マークに置き換えてください

日本湿地学会第13回大会実行委員会
大会実行委員長(順不同):矢部和夫(学会長,札幌市立大学)・星明彦(桧枝岐村長)
大会実行委員(順不同):
大畑孝二(日本野鳥の会)
富田啓介(愛知学院大学)
小山文大(理事,大森海苔のふるさと館)
山田浩之(理事,北海道大学)
田開寛太郎(理事,松本大学)
石山雄貴(理事,鳥取大学)
笹川孝一(理事兼事務局長,法政大学)
佐々木美貴(事務局次長,日本国際湿地保全連合)
監査:太田貴大(理事,長崎大学大学院)

大会発表プログラム

口頭発表 プログラム

セッション1(15:00〜16:15)

15:00〜15:15
O-1 檜枝岐村における「湿地の文化」について
○平野信之(ラムサール条約登録湿地関係市町村会議・檜枝岐村)

15:15〜15:30
O-2 海苔の歴史がつなぐ過去と未来-大森 海苔のふるさと館の取組み-
小山文大(大森 海苔のふるさと館)

15:30〜15:45
O-3 ”なぜ尾瀬にはインバウンド(訪日外国人・訪日旅行)が少ないのか~外国人モニターたちの評価~”
○尾崎友紀(インテムコンサルティング)・中村玲子(ラムサールセンター)

15:45〜16:00
O-4 「湿地学」の基礎としてのラムサール条約および締約国会議決議の基礎的理解と「ラムサール検定」の構想
○笹川孝一(法政大学)

16:00〜16:15
O-5 湧水湿地の地下水位変動に関する予察的考察
○富田啓介(愛知学院大学)・高田雅之(法政大学)

セッション2(16:30〜17:45)

16:30〜16:45
O-6 オーストラリアの内陸湿地おける動物プランクトン種の多様性と保全
○小林 剛(NSW州 企画・産業・環境省)・ジャン ミラー(カンバーランド動植物相インタープリーテブサービス)・ラッセル シール(アデレード大学)・ヘンドリック セガース(王立ベルギー自然科学研究所)・サイモン ハンター(NSW州 企画・産業・環境省)

16:45〜17:00
O-7 近赤外・熱赤外カメラ空撮による湿原再生地の植生・環境モニタリング
○田中爽太(北海道大学大学院農学院)・山田浩之(北海道大学大学院農学研究院)・矢部和夫(札幌市立大学)

17:00〜17:15
O-8 オオミズゴケの葉色と光合成速度の季節変化
○板橋大翔(明治大)・矢崎友嗣(明治大)・星良和(東海大)

17:15〜17:30
O-9 水位、水温、日長条件がオオミズゴケの冬の成長に及ぼす影響
○森玲雄(明治大学)・ 板橋大翔(明治大学)・ 矢崎友嗣(明治大学)

17:30〜17:45
O-10 日本各地の湿地における植物リターや泥炭の分解に及ぼす熱水環境の影響
○中山勇輝(明治大学)・板橋大翔(明治大学)・矢崎友嗣(明治大学)・星良和(東海大学)・矢部和夫(札幌市立大学)

ポスター発表 プログラム(コアタイム11:00〜12:00)

P-1 市民調査の副産物を活用した多摩川堤防植生の解析
○紀正(明治大学)・倉本宣(明治大学)・山道省三(西暦2020年の多摩川を記録する運動実行委員会)・堺かなえ(西暦2020年の多摩川を記録する運動実行委員会)

P-2 釧路湿原温根内地区におけるハンノキ林の生長・衰退状況(事前基礎調査)       
○新庄久尚(北方草地・草原研究所)

P-3 市民参加型調査による河川敷利用実態の解析:多摩川2020年運動調査データを用いた
○WU Ximei(明治大学大学院農学研究科)・倉本宣(明治大学農学部)・山道省三(西暦2020年の多摩川を記録する運動実行委員会)・堺かなえ(西暦2020年の多摩川を記録する運動実行委員会)

P-4 尾瀬ヶ原湿原の地下水流動解析
○藤村善安(日本工営(株)中央研究所)・草間俊樹(日本工営(株)中央研究所)

P-5 小河川におけるクサヨシの部分的取りによる種数の変化
○櫻井善文((株)ドーコン)・矢部和夫・椎野亜紀夫(札幌市立大学)

特別セッション 

特別セッションI(10:00〜10:50)「ラムサール条約50周年と日本における取組の発展」

司会:笹川孝一(法政大学)

対談:名執芳博(日本国際湿地保全連合)・小林聡史(釧路公立大学)

特別セッションII(13:00〜15:00)「尾瀬の保全とワイズユース~村の人々の暮らしとのかかわりで~」

司会:大畑孝二(日本野鳥の会)

パネルディスカッション報告・パネラー
S-1 尾瀬の保全・ワイズユース・CEPAの歴史と課題
横山隆一(日本自然保護協会参与)

S-2 尾瀬の利活用 ~保護と利用の好循環に向けて~
安類智仁(環境省片品自然保護官事務所)

S-3 「檜枝岐からみた尾瀬」展の体験から
市塚友香(環境省自然環境局自然環境計画課)

S-4 尾瀬の麓に伝わる伝説から見た人と自然とのつながり
川上 藍(環境省尾瀬沼ビジターセンター管理員)

S-5 会津沼田街道魅力向上推進プラン
平野 勝(檜枝岐村役場)

コメンテーター:芝原達也(谷津干潟自然観察センター)・高田雅之(法政大学)

コーディネーター:笹川孝一(法政大学)